≪イベリア≫巡りフォトノート
2007/11/29
2008年秋、Piano Perspectives /P2では演奏会「≪イベリア≫とその周辺 〜アルベニス没後100年記念〜」を開催します。この企画では特に、アルベニスの最高傑作あるいはスペインピアノ音楽の金字塔として知られる組曲「イベリア」を取り上げます。この曲集は主にアンダルシアの地を主題とした12曲から構成され、和声やリズムの複雑さから極めて高度な演奏技術が要求されますが、その魅力はあまりにも多様多彩でとても言葉では表現し尽くせません。ただ一つ言えるとすれば、聴く者にアンダルシアの目眩く景色を鮮明に想起させ、その地に訪れてみたいという衝動をもたらす音楽であるということです。企画を翌年に控えた2007年夏、私はスペインのマドリードとアンダルシアを訪れる機会があり、その際に「イベリア」と縁の地にも立ち寄りました。ここでは敢えて音楽と直接は関係のない視点から、「イベリア」各地の風景や模様をフォトノートとして少し記してみたいと思います。
イサーク・アルベニス
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| オルベラの朝 |
Isaac Albéniz (1860-1909)
組曲「イベリア」
<Iberia>
12 nouvelles "impressions"
en quatre cahiers (1905-08)
第１巻
第２巻
第３巻
第４巻
なお、音楽の内容についてはP2共演者のサイト「楽譜の風景」にて詳しい解説が掲載されています。
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